再びヴォルフ《スペイン歌曲集》

昨年8月に山形と横浜、そして今年1月に宮崎でドイツ留学時代の友人とヴォルフの《スペイン歌曲集》演奏会を開催しましたが、偶然にも他のメンバーとこの作品を演奏する機会を得ました。

前回はソプラノ、テノール、ピアノだったので、世俗歌曲集34曲を2人で分けましたが、今回はソプラノ、メゾ・ソプラノ、テノール、バリトンと4名の歌手なので8曲で済む!と思っておりましたが、稽古がはじまると、やはりヴォルフは大変…。

今回の大きなポイントは、字幕付きという点です。歌曲の演奏会で詩は何よりも重要になります。その詩をどの様にドイツ語が分からないお客様に理解して頂くかは永遠の課題なのですが、字幕でダイレクトに伝わるのは奏者にとってこの上ない喜びです。
34曲…と思うかもしれませんが、詩と音楽がリンクしてあっという間の時間になるでしょう。共演の皆様も素晴らしいのでお楽しみに!

チケットはまだご用意できます。私でも、主催でも、本番当日まで受付ます!
皆様のご来場を一同、心よりお待ちしております!!

フーゴ・ヴォルフ作曲
《スペイン歌曲集-世俗歌曲集全34曲-》(日本語字幕付)
2017年10月8日(日)14:00開演 (13:30開場)
東京オペラシティ リサイタルホール
全席自由 3,500円 (当日券 4,000円)

北村 さおり,ソプラノ
菅原 章代,メゾ・ソプラノ
黒田 大介,テノール
石崎 秀和,バリトン
笈沼 甲子,ピアノ

↑第1回目の通し稽古