Daisuke Kuroda, Tenor
Der Tenor Daisuke Kuroda wurde im japanischen Yamagata geboren.
Er legte ein Gesangsdiplom an der Nihon University in Tokyo ab. Er war Stipendiat des japanischen Kultusministeriums und hatte in den Jahren von 2004 bis 2011 ein Engagement als Chor und
Ensemblemitdlied am New National Theatre, Tokyo. Von 2012-2014 studierte Daisuke Kuroda an der Hochschule für Musik Würzburg bei Prof. Endrik Wottrich und schloss sein Studium erfolglich mit dem
Master of Performance ab. Daisuke Kuroda war 2009 Finalist beim 14. Mozart-Wettbewerb in Japan.
Zu den herausragenden Auftritten als Solist auf dem Konzertpodium zählen die Tenorpartien im
Oratorium „Messias“ von G.F.Händel, im „Requiem“ von
W.A.Mozart und in der „Neunten Symphonie“ von L.v.Beethoven.
黒田 大介（テノール）
山形県天童市出身。
日本大学藝術学部卒業。同大学院修了。2014年修士号を取得しドイツ国立ヴュルツブルク音楽大学大学院を修了。
文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてドイツ・ヴュルツブルクへ留学。ドイツ国内に於いて数多くの演奏会に出演した他，ロッシ《オルフェオ》，モーツァルト《魔笛》，ラモー《イポリートとアリシー》に出演。
国内では，サントリーホール《ポッペアの戴冠》を皮切りに，新国立劇場，びわ湖ホール，日生劇場等の主催公演へ出演。
また，《メサイア》《ミサ・ソレムニス》《第9》《戴冠ミサ》《ハ短調ミサ》《レクイエム》等の宗教曲のソロを務める。2016年1月にはアルフェーエフ《マトフェイ受難曲(マタイ受難曲)》(日本初演)のソリストを務める。
2010年東京室内歌劇場《ラ・カリスト》以来，古楽アンサンブル『アントネッロ』との共演も多く，演奏会の他，〈オペラ・フレスカ〉のオペラシリーズ6作全てに出演し，モンテヴェルディ《オルフェオ》ではタイトルロールを務め，2016年のカッチーニ《エウリディーチェ》(日本初演)のオルフェオ役でも高評価を得，このプロジェクトは第14回佐川吉男音楽賞を受賞した。また，2019年のアントネッロxダ・ヴィンチ《オルフェオ物語》ではレオナルド・ダ・ヴィンチ役を演じ，このプロジェクトは第50回ENEOS音楽賞を受賞した。
2020年は井上道義x野田秀樹《フィガロの結婚～庭師は見た！～》再演の走り男(バジリオ)役で3都市4公演の出演。
2012年以来，ドイツの作曲家ヴォルフガング・リームの作品研究に取り組んでいる。
丹羽勝海，吉田浩之，Endrik Wottrich，Christian Elsnerの諸氏に声楽を，Holger Berndsen氏に歌曲解釈を師事。
第14回日本モーツァルト音楽コンクール奨励賞受賞。
日本声楽アカデミー，日本演奏連盟会員。
柴又帝釈天ルンビニー女声合唱団常任指揮者。
2004/2005シーズンより新国立劇場合唱団メンバー。2003年より東京オペラシンガーズメンバー。
2017年2月より天童市ふるさと大使。