終演《クラウディオ・モンテヴェルディの肖像》

ラ・ヴォーチェ・オルフィカ第30回定期公演《クラウディオ・モンテヴェルディの肖像〜聖なる悦楽と狂気のはざまで〜》が終演しました。


およそ1年半振りの濱田さんとの演奏会は非常にエキサイティングでした!最後の最後まで妥協せず最上のものを追い求める姿に出演者全員が引き込まれていったのではないかと思います。


正直、世に溢れるバロック音楽に美しさはあっても、引き込まれる様な魅力を感じる事がありません(僕は)。しかし、濱田芳通率いるアントネッロ、ラ・ヴォーチェ・オルフィカの作り上げる音楽は魅力的で麻薬の様な力があります。機会があれば是非アントネッロの音楽を生で体感して頂きたいです!


ソリスト陣、鈴木美登里さんと坂井里衣さんの二重唱は天上の響き。絶品。赤地カレンさんは《ポッペアの戴冠》以来でしたが、凄い成長をしていてビックリ!鹿野浩史君とは《オルフェオ》で終幕の二重唱以来で彼も相変わらず素敵でした!


また、打ち上げでも申しましたが、ラ・ヴォーチェ・オルフィカの皆様のレベルの高さに驚かされました。そしてカテドラルの響きのなんと美しいことか!


皆様、次は《ポッペアの戴冠》(新制作)、9/2(土)16:00@川口リリアよ〜!